
20代は少額を貯金するので精一杯だから1000万円貯金なんて僕には無理だよ。

実家暮らしならまだ可能性はありそうだけど、一人暮らしだと絶対に無理だよ。
こんな人のための記事です。
20代は働き始めたということもあり収入が低く、何かとお金が必要な場面が多くて貯金に回すお金がなく苦労している方も多いと思います。
しかし一般的に20代は独身の期間が長く、お金を貯めやすい時期なので早い段階から貯金をする癖をつけておくと今後の人生において有利になることは間違いありません。
貯金をすることで、お金の価値や賢いお金の使い方を学ぶことができ、将来のためにお金を守る意識が高まり、浪費的な行動を避けるようになります。
また1,000万円と聞くと普通の会社員の収入と貯金だけでは不可能なのでは?と思うかもしれませんが、決して無理な数字ではありません。
1,000万円という大きい括りで見ずに100万円を10回貯めるという考え方にすれば達成できそうな気がしませんか?
毎月約8,4万円貯金できれば10年で1000万円貯金できます。

僕は今25歳で500万円に到達しました。なんとか20代のうちに1000万円到達できそうです。

元々倹約家だから貯めれているのでは?
そう思うかもしれませんが、20代前半は毎月のように数万円を趣味の釣りに使ったり、ギャンブルもしていたりしました。
それでも途中から生活を見直し、現在は一人暮らしをしながら毎月の生活費が10万円ほどになり貯金ができています。
どのような生活をしているかはYouTubeに1週間Vlogを毎週動画投稿し続けているので、気になる方はご覧ください。
そんな僕が実際に1000万円貯めるためにしていること、したことを今回は紹介します。
固定費
まず一番効果が高いと実感したのは固定費削減です。
固定費を削減できると削減した月もしくは翌月から効果が現れ、その条件を変えない限り半永久的に削減したお金が浮いてきます。
例えば家賃を5万円から4万円に下げれば1万円節約でき、今後ずっとこの1万円が節約できたことになります。
そしてこの「1万円節約できた」というのは「1万円稼いだ」とも捉えることができます。
副業で1万円稼ごうと思ったら
- 時間
- 労力
- 知識
これらが必要ですが、節約にはこれらは必要なく誰にでもできるというメリットがあり、すぐに稼げます。

毎月会社の給料以外で1万円稼ごうと思ったら結構大変だけど、支出の中で割合の大きい固定費を節約できたらすぐに1万円稼げそう!
固定費削減は早くすればするほど効果が大きく、これをするかしないかで今後に大きく響いてくるので、必ずしてほしい行動です。
車を手放す
これはできる人とできない人がいると思いますが非常に効果が高いです。
僕の場合、毎月ローン代+自動車保険+ガソリン代で約4万円支払っていましたが手放したことで、年間48万円(4万円×12ヶ月)の削減に成功しました。
その他にも車を持ち続けるには自動車税や修理費等色々とお金がかかってくるので実質48万円以上の効果があると実感しています。

車が必須ともいえる徳島県で車を手放すことは周囲に驚かれたし、止められましたが実際に手放してから1年以上が経過し普通に生活ができています。
本気でお金を貯めたいと思うなら検討する価値は十分にあります。
なぜなら車を手放すと貯蓄のスピードが格段に早くなるからです。
有名な「ウサギとカメ」の話をご存知でしょうか?
- ウサギ:足は早いけどサボり癖がある
- カメ:足は遅いけど地道にコツコツ歩み続ける
彼らの競争を描いた寓話であり、勝つのは歩み続けたカメです。
僕が車を手放す前はカメぐらいの貯蓄スピードでしたが、車を手放してからはサボり癖のないウサギになりました。
つまりウサギとカメのハイブリッド状態になれたわけです。
このハイブリッド状態になることができれば20代で1,000万円貯金することも決して不可能ではありません。
引越しをして家賃を下げる

家賃を下げたいけど引越し作業が面倒で重い腰が上がらない。
正直固定費を削減するにあたって一番面倒なのが引越しだと思います。
- 部屋を探す
- 引越し業者を探す
- 引越しの準備をする
- ライフラインの停止、開始の連絡をする
など様々なことをすなければなりませんが、あなたが本当に成し遂げたいことは何でしょうか?
1,000万円貯めること、または自分の目標金額を貯めることですよね。
目標金額があるということはその貯まったお金でやりたいことがあるはずです。
引越しをしたその先にやりたいことができるようになると考えれば重い腰もすぐに上げることができます。

僕も1,000万円貯めてセミリタイアするという目標があるから面倒な引越しもすぐに行い、家賃を1,8万円削減させました!
大事なことなのでもう一度言いますが固定費削減は早くすればするほど効果が大きいです。

よし分かった、僕も部屋を見つけて引越しをしよう!でもどこの引越し業者に頼めばいいのかな?できるだけ安く抑えたいし・・・。
こんな方は引越し一括見積もりサービスを利用することをおすすめします。
引越し一括見積もりサービスを利用するメリットは下記の通りです。
- 一回の手続きで複数の引越し業者を比較してベストな会社を選べるので時短になる
- 引越し費用の相場が確認できる
- 引越し見積もりを比較して一番安い業者が見つかる
おすすめの一括見積もりサイトは引越し侍で、以下の特徴があります。
- 24時間いつでも無料で利用可能
- 提携業社が約350社と一番多い
- 紹介された業者の口コミをサイト内で見ることができる
しかし一括見積もりサービスは、10社に見積もりをしたとしたら10社から電話がかかってくることがあり、対応するのが面倒な場合があります。
そんな場合は個人に依頼する方法もあり、くらしのマーケットがおすすめです。
- 個人に頼むので料金が安い
- 依頼する人の顔写真と口コミも見れる
- 営業電話がかかってこない
その人の顔写真と口コミも見れるので安心できて、何より安く引越しができます。
格安SIMに乗り換える
乗り換えたことで9,000円支払っていた通信料が3,000円弱になり、6,000円の固定費削減に成功しました。
年間にすると72,000円の節約です。

格安SIMって通信速度が遅くならないの?
僕も乗り換える前はこのように思っていましたが実際乗り換えてみたら、以前と変わらなく使用することができており格安SIMにして良かったと実感しています。
元々ソフトバンクだったので手続きが容易なLINEMOに乗り換えたのですが、LINEMOはソフトバンク回線を利用できるため通信速度が速いです。
個人的に感じているLINEMOのメリットは次の3つです。
- LINEギガフリー
- ソフトバンクと同じ回線を使用してるので回線が速い
- 事務手数料が無料
データ容量を使い切って速度制限にかかった場合でも、LINEアプリの通信速度は落ちないため、LINEアプリのトーク・音声通話を利用することができ、連絡に困ることはありません。
各種保険の見直し
この本によると必要な保険は
- 自動車、自転車保険(対人対物のみ)
- 火災保険
- 掛け捨ての生命保険(若い妻子持ちのみ)
のみと書かれています。
その理由として日本は公的保険がとても充実しているからです。
なので民間保険のようなオプションはほぼ必要なく、「車で人にぶつかった」みたいに確率は低いけど損失は大きいものにだけ保険は入るべきです。

このことを知ってから車両保険を解約し(現在は車不所持)、生命保険は見直しをしました。生命保険を解約できなかった理由は親に「それだけは加入してて」と言われたからです。
現在加入している保険は以下の3つです。
- 火災保険(年7,210円)
- 自転車保険(年1,990円)
- 生命保険(月3,400円)
保険に関して言えばほとんどの方が知識がなく必要のない保険に加入しています。
逆に知識があれば無駄な保険に加入することなく自分に最適なお金の使い方ができます。
サブスクに加入しない
僕が加入しているサブスクはブログのサーバー代だけです。
これはブログを書くために必須なので必要な経費であります。
最近のサブスクは色々なものがありますが、代表的なものでいうと以下のようなものがあります。
- Amazonプライム
- Netflixなどの動画配信サブスク
- YouTube Premium
- Apple Musicなどの音楽のサブスク
僕はどれにも加入していません。
なぜならこれらを利用しなくても十分に楽しめるからです。
動画はYouTubeを利用し、音楽はSpotifyの無料プランを利用しています。

YouTube Premiumに加入すれば広告が流れないし、Spotifyの無料プランって広告が流れるから音楽が途切れるよね?
その通りですが、無料でこれらのサービスが使えること自体がとても素晴らしいものなのでサブスクに加入する必要はないと思っています。
無料で簡単に動画が見えたり音楽が聞けたりすることは昔の人からは想像もできなかったことでしょう。
それが今では可能になったのでこの無料で利用できることにもっと感謝すべきです。
もちろんサブスクに入ることで娯楽を楽しんだり、生活が快適になったりすることは理解しています。
しかしその快適になったことによって生まれた時間やお金を何か他のことに使えている人というのは少ないと思います。
例えば「広告が流れなくなった時間で本を1ページ読む」なんて人はいないでしょう。
ただ単に広告が流れなくなって快適になったと考えている人がほとんどだと思います。
そのことを踏まえると月額1,000円は高いです。

僕の場合加入するとしたらYouTube PremiumとSpotifyですが、無料で楽しめているので月2,000円ほど浮いて年24,000円の節約に繋がっています。
年換算するとその金額の大きさに驚き、加入することのメリットをさらに上回ります。
また無料で楽しむことができれば費用対効果を考えなくていいので余計な思考がなくなり心から純粋に楽しむことができます。
変動費
まず注意点として変動費の節約をするのは固定費の節約ができてからです。
なぜなら変動費の節約は
- 一度しただけでは効果が小さい
- メンタルが続かない可能性がある
変動費→固定費の順番で節約をしようとすると固定費に手をつける前に挫折してしまう可能性が高いです。
また変動費の効果が小さいといっても塵も積もれば山となるです。
こういう小さな積み重ねが結構大事だと思ってます。
積み重ねていくことでお金の知識が深まったり、自分に合う節約法が見つかったりして意識しなくても節約、貯金をできるようになるからです。
自炊をする
外食と自炊では支出の差が大きいです。
1日外食だと安く抑えようとしても2,000円ぐらいはかかり、毎日毎食外食した場合60,000円ほどかかります。
一方自炊はその半分以下で作ることができ、僕は平均して20,000円以下で抑えることができています。
自炊はコスト減できるだけでなく時間も効率的に使うことができます。
外食に行くと
- 店に行く時間
- 料理を待つ時間
- 家に帰宅する時間
これらの時間が必要になります。
自炊の場合「店に行く時間」で1食分作れてしまいます。
また料理をすることはお金のかからない娯楽であるとともに「食事をする」という生きていく上で必要なことで楽しめます。
つまり人生が楽しくなります。

「今回は味が薄かったから次回は醤油をちょっと足してみよう」みたいな感じで試行錯誤を繰り返しながら自分好みの味を見つけたり、新しい料理を考えてみたりするのも楽しいです。
自炊を続けるコツは以下の4つです。
- 料理名のある料理を作らない
- 旬の野菜を買って季節を楽しむ
- 節約と健康に繋がっているという意識を持つ
- お気に入りの食器を買う
料理名のある料理を作ろうとすると色々な食材、調味料を買わなければなりません。
そして面倒になってきて自炊を辞めてしまいます。

僕が作る料理名のある料理なんて「卵かけご飯」や「野菜炒め」ぐらいの超シンプルなものばかりです。レシピを見なくてもいいし、何より早くて美味しいのでおすすめです。
また旬の野菜を買うことは栄養価とコスパが良くて、意識しなくても健康と節約の両方を手に入れることができます。
春夏秋冬で旬の野菜は変わってくるので、例えば白菜が安くなってきたら「今年も冬が来たか、冬といえばの鍋を作ろう」みたいな感じで四季を楽しむことができます。
自炊に限ったことではないのですが何かを継続するにはどうしてそれをするのかという目的を持たないと続きません。
- 節約
- 健康
- 時間
これら3つが手に入ると考えれば自然と自炊が続き、毎月の支出も抑えれます。
コンビニで物を買わない
僕は「コンビニ=ATM」だと思うようにしているので、基本的にATMを利用するときだけしかコンビニには行きません。
もちろん楽天銀行なので手数料は取られません。
僕がどのぐらいコンビニで買い物をしていないかというと2022年の年末にもらったQUOカードをいまだに使いきれていないぐらい買い物をしていません。

ATMを利用するだけの目的でコンビニに行ってもつい何か買ってしまうんだよね。
その対策として「商品=手数料」だと捉えることが大事です。
コンビニの買い物は大体500円ぐらい使ってしまいますが、「商品=手数料」の考えがあると「5,000円引き出すのに500円も手数料取られるの?」と思い、商品に伸ばす手が止まります。
時給1,000円の仕事をしているなら自分の貴重な時間を30分使い稼いだお金が一瞬にして消えていきます。
ATMの手数料のために働くなんてありえません。
またコンビニの誘惑に勝てるようになるとスーパーでの無駄遣いも減ります。
なぜかというとスーパーに行く目的が分かってくるからです。
- コンビニ=ATM
- スーパー=食材、日用品
お菓子を買うためにスーパーに行っているのではありません。
生活をするためにスーパーに行っています。
このようにコンビニで物を買わないようにすればその店に行く目的が分かるようになり色々な場面で無駄遣いが減ってきます。
自動販売機で買わない
喉がカラカラで生命維持が危ういってときは自動販売機で買いますが、それ以外は水筒に水を入れて持ち運びしているので基本的に自動販売機は利用しません。
以前はペットボトルの水をスーパーで購入していましたが、ポット型浄水器を購入してからはペットボトルの水を買うことも無くなりました。
時間とお金の両方を手に入れることができるので節約したい方は絶対に購入したほうがいい商品です。
休日はよく散歩をしますがそのときにはこの水筒を持ち運びしてます。
ボディバッグに入るサイズで散歩の邪魔になりません。
仕事の日はこれです。
職場で毎日缶コーヒー買ってる人いますよね。
その一杯がその人にとっての幸せか仕事を頑張るための気合いドリンクだったらいいのですが、そうでなければかなりの無駄な出費になります。
1本100円のコーヒーを平日5日間毎日買ったとして1週間で500円、1ヶ月で2,000円、1年で24,000円です。
100円が24,000円になると考えると買うのを我慢できます。
僕は会社に財布を持って行きません。
このように物理的に買えないように抑制するのも一つの手です。
お気に入りの服だけにする
以前は頻繁に服を買っていましたがあるときに服を買うことのデメリットに気が付きほぼ買わなくなり、お金が貯まるようになりました。
そのデメリットが以下の通りです。
- お気に入りの服以外を着る日がある
- 服を選ぶのに時間がかかる
- 持っている服に飽きがきて違う服が欲しくなる
- シンプルに高い
- クローゼットがスッキリしない

以上のことからほとんどの服をメルカリで売ったり捨てたりして、シンプルな服が好きなのでユニクロで統一するようにしました。
その結果先ほどのデメリットが全て逆になりメリットばかりになりました。
- 毎日お気に入りの服を着ることができる
- 服を選ぶ時間がなくなる
- 同じ服で統一しているので他の服が欲しくなくなる
- 服を買わなくなり節約になる
- 持ち物が減ってスッキリする
このように統一はしなくてもお気に入りの服だけにすることで服を買う前に「この服は今持っている服のメンバーに入ることができるだろうか?」と一度良く考えるようになります。
一度良く考えれば必要のない服な場合がほとんどで「その分お金を他に使おう、貯金しよう」という考えになります。
まとめ:まずは固定費から見直す
以上実際に僕が1,000万円貯めるためにしていることやしたこと9つを紹介しました。
今回の記事で「私もやってみよう」と思った方は、まずは支出の割合が大きい固定費から見直すことが大前提です。
また人によっては「私の人生を充実させるにはこの支出は必須だ」と思うのであれば無理に我慢するのは良くありません。
人生を充実させるための
- 少々高い家賃
- サブスク
- 週一回の外食
色々とあると思います。
ただ何のためにそのお金を支払っているのかということをよく考えて行動するべきです。
目標金額を貯金するためには日々の積み重ねです。
1日でも早く行動することでその分早く目標金額に到達することができます。
今回の記事以外でも節約や貯金、投資に関する記事を書いていますので気になった方はご覧いただければ嬉しいです。
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