
今は他社を使ってるけどSBI証券に乗り換えようかな?

SBI証券が良いって聞くけど実際に何が良いんだろう?
こんな疑問をお持ちの方はぜひこの記事をみてください。
この記事ではSBI証券と三井住友カード ゴールド(NL)を組み合わせることで得られるメリットについて解説します。
クレカ還元率が最大1.5%
はじめに三井住友カード ゴールド(NL)の基本情報からみていきます。
- 発行ブランド・・・Visa/Mastercard
- 還元率・・・0.5%
- 年会費・・・5,500円
- ポイント・・・Vポイント
- 旅行傷害保険・・・最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険

還元率0.5%で年会費5,500円ってあまり良くないのでは?
ですが、ある条件を達成すれば還元率が1.5%に、そして年会費が無料になります。
まず年会費ですが、1度でも年間100万円以上使うと翌年以降の年会費は永年無料となります。
残念なことにSBI証券でのクレカ積立分はカウントされませんが、生活費をクレカ払いすれば決して達成できない金額ではありません。
アマギフチャージがカウント対象となっているので100万円に届きそうになかったら、奥の手として利用しましょう。
アマギフは有効期限が10年と長いのでおすすめです。
続いて還元率を見ていきます。
通常還元率は0.5%ですが、毎年、年間100万円の利用で10,000ポイントが貰えます。
例えば年100万円ぴったり使った場合
- 100万円×0.5%=5,000ポイント
- 100万円利用による10,000ポイント
合計で15,000ポイント貰えます。
100万円利用に対して15,000ポイントなので、還元率は1.5%ととなります。
注意して欲しいのが100万円利用が一番還元率が高くて、それ以降は還元率が低くなることです。
利用額 | 100万円 | 120万円 | 140万円 | 160万円 | 180万円 | 200万円 |
ポイント | 15,000P | 16,000P | 17,000P | 18,000P | 19,000P | 20,000P |
還元率 | 1.5% | 1.33% | 1.2% | 1.1% | 1.05% | 1% |
上記の表を理解しつつ、賢く使えばこのカードのメリットを十分得られます。
対象店舗でタッチ決済を使うと還元率が7%に
対象店舗は以下の通りです。
(三井住友カードHPより引用)
コンビニを頻繁に使う人にとっては朗報ですね。
マクドナルド、サイゼリヤもあって意外とよく利用する店舗が5%対象となっています。
3店舗まで選んだお店で+0.5%還元特典もあります。
- スーパー・・・ライフ、ヤオコー、イズミヤなど
- ドラッグストア・・・マツモトキヨシ、ココカラファイン、クリエイトなど
- カフェ・ファストフード・・・モスバーガー、スタバ(カードオンラインチャージのみ)など
こちらも良く利用する店舗が対象となっています。
月5万円の投信積立をクレカ決済できる(1%のポイント還元)
月5万円まで投信積立をクレカ決済でき、その積立額に応じてポイント還元されます。
- 普通のカード・・・0.5%還元
- ゴールドカード・・・1.0%還元
- プラチナカード・・・5.0%還元
プラチナカードは投信積立の還元率が5.0%と高いですが年会費も33,000円と高いのでゴールドを選ぶのが無難です。
注意点ですがジュニアNISAとiDeCoはクレカ決済できないのでポイント還元対象外です。
ポイント還元対象となるのはクレカ決済できるつみたてNISAと一般NISAです。

毎月5万円つみたてると年間で6,000ポイントもらえる!
投信保有残高に応じてポイントが付与される
SBI証券の最大の強みで、「投信マイレージ」というサービスがあります。
これは投資信託の保有残高に応じて一定のポイントが付与されるサービスです。
ポイント付与率は銘柄によって異なります。
人気銘柄のポイント付与率は以下の通りです。
■以下の投資信託のポイント付与率は、月間平均保有金額に対し一律0.0415%になります。
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
(全3本)■以下の投資信託のポイント付与率は、月間平均保有金額に対し一律0.0326%になります。
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
(全1本)
(SBI証券HPより引用)
例えば「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の投信保有残高が100万円だと年415ポイント貰えます。
500万円だと2075ポイント、1000万円だと4150ポイント貰えるので非常にありがたいサービスです。
「投信保有残高に応じてポイントを付与する仕組み」は楽天証券やマネックス証券にもあります。
しかし楽天証券は毎年付与されるわけではありません。
(楽天証券HPより引用)
上記のように保有残高が一定額に達したときに一回だけ付与される仕組みです。
マネックス証券はSBI証券よりポイント付与率が低いです。
このサービスに関しては他社よりもSBI証券が優れています。
付与されたポイントは投資信託の買付に使える

Vポイントがたくさん貰えることがわかったけど実際に何に使えるの?
1ポイント=1円として最低100円からSBI証券が取り扱う投資信託銘柄を購入することができます。
ただし買付方法は金額指定のみで積立買付、口数買付、ジュニアNISA口座における買付は対象外となっています。
「投資を少額から始めてみたい」と思っている方にもいいサービスです。
生活費の支払いで貯まったポイントを利用して少額から投資を始めることができます。
その他、三井住友カードの支払いに使うこともできます。
注意点
所々注意点を紹介しましたが改めてまとめると以下の通りです。
- 三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は5,500円。
※1度でも年間100万円以上使うと翌年以降の年会費は永年無料。
クレカ積立分はカウントされない。 - 還元率は0.5%、100万円利用で実質還元率1.5%。
※100万円利用が一番還元率が高くてそれ以降使えば使うほど還元率が低くなる。 - ジュニアNISAとiDeCoはクレカ決済できないのでポイント還元対象外。
- Vポイント投資は積立買付、口数買付、ジュニアNISA口座の買付は対象外。
100万円利用にカウントされないものですが、例えば以下のようなものがあります。
対象外利用 | 具体例 | |
年会費のお支払い | クレジットカード年会 費、ETCカード年会費 など |
|
キャッシングご利用分 | キャッシングリボおよび海 外キャッシュサービスのご利用分 |
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手数料のお支払い | リボ払い手数料、分割払い 手数料、マイレージ移行手 数料など |
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保険料のお支払い | 国民年金保険料および (株)エスシー・カー ドビジネスを保険代理 店とした一部の保険料 のお支払い |
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三井住友カードつみたて投資(SBI証券) | 三井住友カードつみた て投資ご利用分 |
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PiTaPaご利用分 | PiTaPa(ポストペイお よびオートチャージ)の ご利用分 |
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右記の電子マネーへのチャージ | 交通系 | クレジットカードおよ びApple Payでのモバ イルSuicaへのチャー ジご利用分(定期券購 入・特急券購入・ Suicaグリーン券購入分 含む) |
クレジットカードおよ びApple Payでのモバ イルPASMOへのチャ ージご利用分 |
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その他 | 楽天Edy、WAON、 nanaco |
月5万円×12ヶ月のつみたて投資はカウントされないので注意が必要です。
続いてカウントされるものは以下のようなものがあります。
税金・家賃、公共料金のお支払い | iD |
楽天ペイ | Kyash |
ローソンスマホレジ | LINE Pay |
Amazonギフト券の購入 ・チャージ | Mastercardコンタクトレス決済 |
Apple Pay | PayPay |
au Pay | Revolut |
d払い | Visaのタッチ決済 |
ETC | MIXI M |
Google Pay™ | WebMoney |
詳細はこちらの公式ホームページからご覧ください。
まとめ
SBI証券と三井住友カードの投資メリット4点を紹介しました。
- クレカ還元率が最大1.5%
- 月5万円の投信積立をクレカ決済できる(1%のポイント還元)
- 投信保有残高に応じてポイントが付与される
- 付与されたポイントは投資信託の買付に使える
現時点でのベストな組み合わせです。
しかし年間100万円使わない人や楽天経済圏で生活してる人にはSBI証券はおすすめしません。

僕は乗り換えるのが面倒で楽天証券でつみたてしてます。
でもSBI証券の方が魅力がありすぎるな〜。
乗り換えが面倒でない人やこれから投資を始める人、常に現時点での最適解を求める人には、SBI証券×三井住友カード ゴールド(NL)をおすすめします。
もしこの記事を見てSBI証券で投資を始めてみたい、乗り換えたいと思った方は下記のリンクから始めてみてください!
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